新常識のセットアップに?マスク生地から生まれたウェルネスウェアの制作秘話をインタビュー
大好評の、「起きて10秒でリズム整う」ウェルネスウェア。
今回は、制作に至った背景を、代表の藤井と担当の沖本に伺いました。
従来の”ルームウェア”ではなく、あらゆるシーンにフィットしてくれる”ウェルネスウェア”の秘密に迫ります。
Index
●アフターコロナの発想から生まれた「新しいウェア」
●リラックス×アクティブを実現させた秘密とは
●老舗アパレルブランドだからこそこだわり抜いたデザイン
●【お客様の声】経営者には◯◯が選ばれている?
●マスクブランドが目指す今後のビジョン
●アフターコロナの発想から生まれた「新しいウェア」 |
__従来のルームウェアとは異なるセットアップということですが、この企画はどのような背景から生まれたのでしょうか?
藤井:そもそも私たちは、「新しいウェルネスな社会をデザインする」というビジョンをもとに活動を続けてきました。
その先駆けとして始めたマスク事業を続けていくなかで、「マスクがすごく気持ちいいから、服にしてほしい」というお声をいただいたのが、着想のきっかけです。
We'll代表の藤井
__マスクの生地を服にするというのはあまり聞かないですね。本当に気持ちいいのでしょうか?
沖本:そうですよね。でも、We’llがリリースしている「Comfit MASK」という布マスクは、旭化成と共同開発した特殊な超伸縮生地を使用しています。
マスクは、約9割の方に気持ちいいと感じていただいており、私たちもこの生地をマスク以外で活用できないか構想を続けていました。
担当の沖本
__その気持ち良い生地を、普段から着れる服にしようと思ったのがきっかけなんですね。
藤井:ただ、単純なルームウェアではないことが、このプロダクトの特徴ですね。
コンセプトを考えるときに、「アフターコロナを考えて、多様性を重視しよう」という声が多く挙がったんです。
コロナ禍でずっと家の中にいたから、おうち時間の充実というより、さまざまなシーンで活かせる方がいいのではないか。
その発想をもとに制作を進めてみたら、さまざまなアイディアが生まれました。
そこから商品名も、「ウェルネスウェア」に決まったんです。
●リラックス×アクティブを実現させた秘密とは |
__なるほど。「おうち時間が充実する」だけではないんですね
藤井:そうですね。コンセプトは決定するまで難航しました。
でも私たちには、今まで難しいとされていたことを実現できる技術がある。
だから、リラックスとアクティブを両立できるウェアをつくろうという意思決定ができたんです。
沖本:ここで、私たちが繊細なカシミヤニットを生業にしてきた経験を、フルに活かしました。
使っているのは、旭化成と共同開発した特殊な生地で、1日に100mしか編み上がらない希少素材です。
これを、縫製工房ならではの技術で編み込んでいるので、超ストレッチ&キックバックを実現することができたんです。
藤井:
「起きてすぐに着たくなる快適な着心地」
「お出かけにも使えるクリーンな見た目」
この2つの特徴があるからこそ、リラックスとアクティブの実現ができました。
沖本:ルームウェアって、あくまで家の中がメインですよね。
でもそれだけでなく、ちょっとした外出とか、軽い運動のときにも一枚で使えるウェアがあれば、多様なシーンに応えられることに注目したんです。
__確かにこうやって見ると、服を着替える機会って結構ありますね。
藤井:着る服に迷わなくなるって、大きなメリットだと思うんです。
平日は、仕事から帰ってきて寝るまでの時間。
休日にいたっては、朝起きてから夜寝るまでの時間を、セットアップ一つで快適に過ごせたら、QOLの向上につながると考えました。
「セットアップ」と聞くと、スーツのようなかっちりイメージがあるかもしれませんが、一着あれば事足りてしまう、そんな新常識のセットアップになってくれたら嬉しいですね。
●老舗アパレルブランドだからこそこだわり抜いたデザイン |
__コンセプト以外に、デザインも試行錯誤されたと聞きました。
藤井:そうですね。やはりリラックスとアクティブ、どちらも兼ね備えたデザインにするのは大変でした。
沖本:例えば、デザイン的にはフードを付けた方がおしゃれという意見もあったんですが、パジャマとしても使うことを考えて、フードは無しになりました。
外出時の見た目を考えたらスタイリッシュなラインがいいと思いましたが、リラクシーの要素も入れるために、ゆるシルエットを残したりとか。
藤井:逆に、重ね着したときにあまりキツくならないよう、リブを絞りすぎないようにして運動のことも考慮しました。
カフェに行くときはどうか、
ヨガをするときはどうか、
家でくつろぐときはどうか。
あらゆるシーンを想定して、快適にフィットできるような試行錯誤を続けました。
__アクティブな機能性も考えながら、リラクシーな見た目も考慮しているんですね。
沖本:そもそも生地が超伸縮なので、ヨガとかジョギングとかには気持ちよく動けると思います。
私たちが提供するのは、「服」というモノではなく、「QOLが上がる」というコト体験です。だからこそ、デザインと機能性には徹底的にこだわりました。
●【お客様の声】経営者には◯◯が選ばれている? |
__試着会もされたということですが、お客様の反応はどうでしたか?
藤井:ありがたいことに、「すごく気持ちいい」や「やばいくらい伸びる!」という反響をいただきました。
沖本:サイズやカラーを実際に確認したいという方が多かったんですけど、カラーに関しては、We’llマスクのベージュ・ブラックと同じ色なんです。
なので、We’llマスクを購入されたことのある方は、参考にしていただきやすいと思います。
マスク:ベージュ
マスク・ブラック
沖本:リラックスとアクティブ、どちらの方が利用シーンが多いか、
あとは、どんなコーディネートをしたいかで決める方が多い印象でした。
トップスはショート丈も用意しているんですが、個人的にも可愛くてお気に入りです。
すぐにできるコーディネート例もまとめたので、よろしければこちらも参考にしてください。
今あるアイテムですぐできる!ウェルネスウェアをおしゃれに着こなすコーディネート例をご紹介
藤井:サイズに関しては、ぴったりでもそんなに苦しくないという声をいただきました。
ただ、試着会では経営者の方も見えたのですが、サイズは1を選ぶ方が多かったですね。
ゆるリラクシーよりも、ぴったりスタイリッシュの方が好まれるのかもしれません。
サイズについての比較は、こちらの記事で詳しく解説しています。
ウェルネスウェアのサイズを徹底解説!人気カラーやタイプも紹介
●マスクブランドが目指す今後のビジョン |
__今後はどのような活動をしていくかについても教えていただけますでしょうか
藤井:そもそもマスクを始めたきっかけも、「社会全体をウェルネスにする」というビジョンがあって、それは今も変わっていません。
今回のウェルネスウェアもその一環なので、今後も私たちができることで社会に貢献していきたいと思います。
マスクやウェアは、あくまで始めの一歩。
アパレルブランドで培った経験を社会に活かせる機会って、本当にたくさんあると感じています。
これからも、快適な生活を育てるブランドとして活動していきたいですね
沖本:マスクは着用が自由化されましたが、これからも着けたいと思っている人は意外に多いです。
だからこそ、着けるのであれば快適さをお届けしたいですし、
ウェルネスウェアでは、コロナ禍でできなかった活動の後押しができればいいと思っています。
社会全体のウェルネスを後押しするというという信念は、これからも変わらず続けていきたいと思っています。
今回は、ウェルネスウェアの制作秘話についてお二人にお話を伺いました。
起きて10秒で動き出すきっかけがつくれれば、確かに生産性は向上しそうですね。
今回のお話を聞いて「実際に試着をしてみたい、、」という方に、実はまだチャンスがあります。
6月30日(金)、7月1日(土)の2日間限定で、ウェルネスウェアの試着会を実施することが決まりました。
実物を見てみたい方は、この機会に手に取って見てみてはいかがでしょうか。
イベントの詳細はこちらをご確認ください
5/26にスタートしたMakuakeプロジェクトも、残すところ15日あまり。
まだ詳しくプロジェクトの内容を見ていないという方は、次世代のセットアップをご確認ください。
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