~20年の二拠点生活で見えた「心地よい距離感」~株式会社SWELL代表 長崎勇平さんインタビュー記事
We’llがお送りする「心地よさのつながり」をテーマにした、スペシャルインタビュー。
今回ご紹介するのは、株式会社SWELLの代表を務め、VMD(ビジュアル・マーチャンダイザー)として活動をする長崎勇平さんです。
神戸と東京の二拠点生活を続けて20年。
家族と仕事の両立をするうえで欠かせない、マインドフルネスの考え方などを伺いました。
株式会社SWELL 代表取締役CEO
ヴィジュアルマーチャンダイザー
長崎勇平さん
〇Profile
長崎勇平
1975年 神戸生まれ。関西大学法学部卒。株式会社ワールドで14年勤務後、フリーランスVMDとして独立。アパレル・コスメ・飲食 etc.とジャンルを問わず、店頭及び展示会等のディスプレイ・インテリアコーディネーションを手がける。VMD業だけにとどまらず、商品開発やマーケティングにも精通。ビジネスセミナー等での講演・講習会の実績も。大手企業から個人商店まで顧客に合わせて柔軟にプレゼンテーションできることに定評がある。
IG:@yuheiii
10年続けた野球を辞めて、ファッション業界へ。
-まずは、VMDの仕事を始めるまでの経緯を教えていただけますでしょうか。
昔は野球少年でした。
プロになりたいと思い関西大学に入りましたが、すぐに方向転換をして、ファッションの業界に行こうと思ったのが最初のきっかけですね。
-スポーツからアパレルへ、素早い決断だったのですね。
プロの世界のリアルを知ったことで、すぐに決心できました。
ちょうどその頃アルバイトで貯めたお金でよく服を買っていて、ファッションにのめり込んでいたこともあり、いいタイミングで方向転換できたと思っています。
ワールドという会社に興味を持って面接を受けたら、無事に内定をいただきまして。
初めの仕事は営業でした。でもある時に「ディスプレイをやってみないか」というお話をいただき、そこからVMDの仕事をするようになりました。
5000万円のプラモデルを作るような感覚
-昔からそういった装飾などに興味があったのですか?
いえ、学校の教科で言うと、美術が特別好きだったわけではなかったですね。とにかく体育が得意な子供でした(笑)
なので、VMDになった瞬間がとても大変でした。経験がほとんど無かったわけですから。
当時は海外出張も多く、年に12カ国くらい行って勉強をしていました。
会社員時代の最後の方は、月の半分くらいは台北や香港にいましたね。
でも一人でできるようになってくると、すごくやりがいのある仕事だと思えるようになってきたんです。
まるで大きなプラモデルを作るような感覚ですね。予算を5000万円渡されて、自分の好きなようにカッコいいディスプレイを作る。
限られた予算の中で、どのようにしたら売上に貢献できるか、魅力を引き出せるかをいつも考えています。
-海外のエリアも任されるようになった後、どのような経緯で独立へ進まれたのですか?
会社からはマネージャーになることを求められていました。
でも、ずっとプレイヤーでやっていたので現場を離れたくない思いもあり、そのタイミングで独立を決めました。
ありがたいことに会社から外部委託の条件を提示いただいたので、形態は独立ですがアウトソーシングの形で仕事を続けることができたんです。
現在の株式会社SWELLを立ち上げたのが2013年。最初の2年くらいはディレクションも含め、完全に自分一人でやっていました。
-SWELLという会社名にはどのような由来があるのでしょうか
アパレルに興味を持ち始めたときに、よく行っていた古着屋の二号店が「SWELL」という名前だったんです。
オーナーのおばちゃん曰く、SWELLには「人を巻き込む」や「ムーブメントを起こす」のような意味があると言っていました。本当かはわかりませんが(笑)
それからお店はすぐ無くなってしまったのですが、名前の印象が頭の中に残っていて。意味もすごくいいなと思い、株式会社SWELLという名前に着地しました。
(現在は社員4名とアシスタント1名、インターン生のメンバーで組織されている株式会社SWELL)
二拠点生活で築かれる家族との信頼関係
-神戸のご家族と離れて暮らすのは大変ではないですか?
大変だと思うことは、実はそんなにないですよ。
前の会社で働いていたときも、神戸から東京に単身赴任状態でした。
26歳のときから平日は都内で仕事、週末は神戸で家族と過ごすという生活なので、今とそんなに変わらないですね。
家族からしたらもう当たり前の感覚だと思います。それに、離れて暮らしていることで喧嘩が少なくなるという側面もあったりします。
例えばいま神戸で仕事をしていたら、夜飲んだあとは家に帰らなかったと思います。
だって、酔っ払った状態で深夜に帰宅しても、家族からしたら迷惑じゃないですか。
奥さんからしたら、平日は僕の夜ご飯を用意する必要がないのでその分ラクになることもある。
住んでいる場所の距離は離れていますが、家族同士が良い距離感を保って生活できていると思います。
-お子さんと遊ぶ時間も土日で確保されていたのでしょうか
一般的なサラリーマンの方も月曜日から金曜日は仕事だと思うので、それと同じような感じですね。
サッカーの試合があるときは車を出していましたし、息子とはブラジリアン柔術を一緒に楽しんでいます。
娘は旅行が好きなのでよく付いてきたり、奥さんは最近サウナにハマってくれて、一緒に入るようになりました。
それぞれに共通の趣味があるので、週末は家族とオフを楽しめるのがいいですね。
(こちらはご自宅のプライベートサウナ)
二拠点生活が大変と聞かれることもありますが、土日は家族のことを第一にすることができますよ。
週末、子供と遊ぶのを楽しみに平日の仕事を頑張ってきたので、メリハリのある生活を20年続けることができました。
家族にとっても、縛られないフラットな環境がそれぞれ過ごしやすかったのかもしれないですね。
楽しむことで、心と体も健康に。
-ストレスフリーの秘訣を教えてください
一つは、先ほどお話した家族とのちょうどいい距離感ですね。
もう一つは、体を動かすことが大きな要因になっています。
「ストレスが溜まったら、汗を流すか、土をいじれ」と、昔から父に言われていました。
ブラジリアン柔術を続けているのですが、お昼休みにジムへ行くのが日課になっています。マインドフルネス(現在の状態に向き合うこと)に気付くことができるので、リフレッシュした状態で午後の仕事に取り組めています。
-We’llがコンセプトに掲げているウェルネス(心と体の健康)に通じるところがありますね
とても近い気がします。
健康のためにストイックに制限をかける方法もありますが、そもそも心が健康じゃないと体は健康にならないと思いますね。
楽しむことが第一じゃないでしょうか。「心も体も健康に」を、これからも意識していきたいです。
-マスクに対しては何か気を遣っていることはありますか?
マスクは、「周囲への思いやり」かなと思っています。
例えば、マスク無しで大声でしゃべっている人がいたら、当人はよくても周りには嫌だと思っている人がいるかもしれない。だから、自分のためというよりも、周囲へのマナーという気持ちでマスクを着けています。
だからと言って、息苦しくなるマスクは着けたくない。
ストレスのかからないマスクを選ぶことは、そのままストレスフリーの生活にもつながると思います。
元々は花粉症なので、コロナ前からマスクは着けていました。
この先もマスクは欠かせないアイテムになると思うので、ストレスのない=心が健康でいられるマスクを選んでいきたいですね。
(終わりに…)
前回に続きインタビュアーを務めました、We'll代表の藤井です。
男女問わずファンの多い勇平さんですが、どんなバックグラウンドか気になっていた方も多いのではないでしょうか?
個人的には二拠点生活という共通点があり、非常に気付きの多い時間となりました。勇平さんのように、フラットな感覚でいられる環境を意識して作っていきたいですよね。
今回の記事も、読んでいただいた方のウェルネスで心地いい生活への気付きになれば幸いです。
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