マスクから始まるサステナブルへの取り組みについて
最近「サステナブル」という言葉をよく耳にするようになりました。
実はWe’llでも、捨てられるはずだった素材をマスク生地に活用するなど、サステナブルに向けた取り組みに力を入れています。
不織布マスクは年間15億枚が海に廃棄と言われているなか、布マスクにできることは何か。
この記事では、We’llがマスク製品を通じて、どのような形で社会環境へ向き合っているのかをご紹介します。
Index
●We’llが考えるサステナブルとは
●年間15億枚以上のマスクが海に捨てられている?
●今まで捨てられていた素材の活用
●年間2万件の資材を節約
●サステナブルな社会に向けての選択とは
We’llが考えるサステナブルとは
![サステナブルのイメージ](https://cdn.shopify.com/s/files/1/0462/2168/8993/files/W2A6620_480x480.jpg?v=1617267809)
もともとサステナブルは「維持できる」や「耐えうる」という意味ですが、
最近では地球環境の持続可能性、人間社会の文明・経済システムの持続可能性の意味として用いられることが多くなりました。
We’llでは、人も社会も健全な状態である「ウェルネスな世界」を目指しています。
この「ウェルネスな世界」を実現するために、私たちもサステナブルへの取り組みに力を入れてきました。
それでは、実際にどのような活動をしているのかをご紹介します。
年間15億枚以上のマスクが海に捨てられている?
![50回洗えるマスク](https://cdn.shopify.com/s/files/1/0462/2168/8993/files/210223_19_7ea245a1-7078-4d24-8f2b-54ac3721c5aa_480x480.jpg?v=1617267926)
例えば、「ゴミを少なくする=環境美化になる」という構図は、シンプルかつ効果的な取り組みです。
それはマスクにとっても例外ではありません。
実は使い捨てマスクは、2020年の1年間では15億枚以上が世界中の海に廃棄されたことが発表されています。
使い捨てマスクの原料はプラスチックです。これは、分解するまでに450年もの時間が必要になると言われています。
使い捨てマスクと海洋汚染の関係についての記事はこちらから
https://finders.me/articles.php?id=2531
![使い捨てマスクと海洋汚染の関係](https://cdn.shopify.com/s/files/1/0462/2168/8993/files/mask210108_top_480x480.jpg?v=1617268054)
このような大量消費の課題がある中で、マスク生活が当たり前になった今だからこそ、マスクの使い方にも注目が集まってきました。
レジ袋はマイバックに、
ペットボトルはマイボトルへと普及しつつあるように、マスクも長く使い続けることで余計なゴミを減らすことができます。
![使い捨てマスクを長く使用可能なマスクに変える](https://cdn.shopify.com/s/files/1/0462/2168/8993/files/01_480x480.jpg?v=1617268609)
このような観点から、We’llは50回洗える耐久性マスクを開発。
これは第三者検査機関のカケンテストセンターによる保証付きで、洗濯をしても長く使えるマスクが実現しました。
![50回洗える耐久性のマスク](https://cdn.shopify.com/s/files/1/0462/2168/8993/files/20103130367_480x480.jpg?v=1617268685)
心地よいマスクを着用した人が、肌ストレスのない快適なマスク生活を送る。
そして、長持ちマスクが普及することでマスクの使い捨てが減少し、環境への心地よさにも繋がっていくと私たちは考えます。
今まで捨てられていた素材の活用
また、We’llは素材選びからマスクの製造を見直しました。
生地になる繊維も、できるだけ環境の負担にならないものを使用したい。
その想いから誕生したのが、「人にも環境にもやさしい」を実現したマスク、ECO+(エコプラス)です。
![人にも環境にもやさしいを実現したマスク](https://cdn.shopify.com/s/files/1/0462/2168/8993/files/20103130345_480x480.jpg?v=1617268779)
生地に使用しているのはリサイクル可能なポリエステル・ポリウレタンと、キュプラという天然素材。
このキュプラは本来であれば捨てられている綿の表皮ですが、旭化成が独自の技術で精製・溶解し、ピュアな再生繊維として利用を可能にしています。
旭化成のキュプラ繊維「ベルベング」詳細ページはこちらから
https://www.asahi-kasei.co.jp/fibers/bemberg/
![キュプラ](https://cdn.shopify.com/s/files/1/0462/2168/8993/files/comfit-mask-double-06_0a4f23fd-1b13-4a21-8202-bd58be240fb8_480x480.jpg?v=1617268844)
天然由来の原料なので、廃棄された後も自然の働きによって分解される生分解性繊維です。
キュプラは環境にやさしいだけでなく、クオリティの高い繊維として、高級スーツの裏地やブラウスなどさまざまな用途で使用されています。
![高級スーツの裏地](https://cdn.shopify.com/s/files/1/0462/2168/8993/files/1216f8fa72bc94fb2988a8bdf721d29e_480x480.jpg?v=1617268996)
We’llのECO+では、生地の30%をキュプラで組成させることに成功しました。
また、サステナブルに繋がる素材を選びながら、長年培ってきた製法技術で驚きの肌触りを感じられる製品に仕上げています。
年間2万件の資材を節約
![年間2万件の資材を節約](https://cdn.shopify.com/s/files/1/0462/2168/8993/files/W2A1469_480x480.jpg?v=1617269104)
D2CブランドであるWe’llは、ネットショッピングから年間2万件の発送を行っています。
つまり、この作業で年間2万件もの廃棄資材が発生していると考えた私たちは、発送にかかる梱包部分からエコにできないか改良を行いました。
従来の包装であればプラスチックの袋や段ボールの箱を使用する例もありますが、それらの材料を限りなく削減。
その結果、強度を保証しながらも、環境にやさしい現在の簡易包装が誕生しました。
![環境にやさしい簡易包装](https://cdn.shopify.com/s/files/1/0462/2168/8993/files/we_ll_480x480.jpg?v=1617269203)
1つの商品発送も、年間数万件と考えれば多量の資材が必要です。
私たちは小さなところにも細心の工夫を施し、持続可能な環境に繋がるアイデアを追求していきます。
サステナブルな社会に向けての選択とは
![マスク サステナブル](https://cdn.shopify.com/s/files/1/0462/2168/8993/files/W2A1502_480x480.jpg?v=1617269277)
マスクを形成する素材と、それを発送する資材の厳選。
そして、マスク生活自体を快適なものにすることがサステナブルにも繋がると信じて、私たちはこれからもものづくりを続けていきます。
マスクは今やすっかり生活の一部になりました。
なんとなく着けていた使い捨てマスクを持続可能なマスクに替えることで、サステナブルな社会への実現を選んでみてはいかがでしょうか。
Comfit MASK ダブルレイヤー ECO+の詳細ページはこちらから
https://we-ll-mask.com/collections/mask/products/comfit-mask-double-eco